不定期更新 自作泥濘(ぬかるみ)日記

最低山極悪寺 珍宝院釈法伝

最終更新 2008年03月23日 日曜日

2008年03月23日(日)

ファイルサーバー

 1年半でファイルサーバー用PCが死亡した。原因は、電源の瞬断である。AV用PCとして3年あまり24時間使用した後、ファイルサーバーとして1年半、これまた24時間使用してきた。まずは寿命だろう。
 ファイルサーバーを建てた当初は、PC2台が繋がっているだけだったが、現在は、9台のPCが繋がっている。ここまで拡がると、古いマシンの再利用では、万が一の場合、影響が大きいので、今回は、すべてを新しいパーツで組み直すことにした。

 最近は、LinuxのGUIも格段に進歩して、かなり使えるようになってきているが、ストレスなくGUIを使うには、PCにもある程度の処理能力が要求される。巷は既にDual CPU が主流なので、価格もこなれた低速デュアルCPUを使うことにする。
選んだのは、Intel(R) Pentium(R) Dual CPU E2160 @ 1.80GHz。TDPはCore2Duoと同じ65Wだが、発熱はこちらの方が低いらしい。(DOS/V Power Report 2007/10) しかも、低負荷時には1.2GHzで動いて、更に省電力、低発熱である。
 マザーボードは、安売りをしていたASUSのP5K。PATAコネクタが1本しかないので、古いHDDを使い回せないのが、少々、心残り。マウスもUSBのみなので、KVM切り替え器は使えないかもしれない。
 ビデオカードは、消費電力の少ない古いものでもかまわないので、GeForce6600。
 メモリは、低価格に釣られて、サムスンの6400/1GBを2枚にした。それにしても、1枚3000円は安い。
 HDDは、システムとスワップ用に日立のHDS721616PLA38(160GB)、データ用にWesternDigitalのWD5000AAKS(500GB)。どちらもSATAで、これまでのようにケース内の平ケーブルが、空気の流れを障げることが少ないはず。
 電源は、ケーブルの着脱可能な剛力450W、ファン用3ピン電源コネクタが2つあるので、HDD用ファンに利用できる。
 NICだけは、旧マシンから流用したインテルの82541PIである。

 パーツを揃えたところで組み立てる。ここ最近、私が自作すると、決まって一箇所は不具合が出ることになっている。今回は、電源で躓いた。SATA電源だけ、電気が流れないのである。お約束なので、電源だけ交換。
 2個あるHDD冷却用のファンのウチひとつが、へたっていたので、これも交換。
 データ転送速度を測定してみる。DVD用の4.2GBファイルを複数回コピーして、OSの時計で簡易計測しただけだが、転送時間は、上り下りともに平均2分40秒台。よって、転送速度は、約25MB/s。