不定期更新 自作泥濘(ぬかるみ)日記

最低山極悪寺 珍宝院釈法伝

最終更新 2004年12月12日

2004年12月04日(土)

 久しぶりの更新である。私の場合、自作そのものが目的ではない。自分が全内容を把握しているPCを使いたくて自作している。よって、安定していれば、ここに書くことは無い。
 今回は、その姿勢を捨てて、生まれて初めてノートPC(DELL Inspiron 700m)を購入したので、そのレポートである。

 これまで、モバイルは、東芝のGENIO 550GXを使用してきた。簡易ナビ、メール、携帯サイト閲覧に利用してきたが、さすがに、古さが目立ってきた。とりわけ、取り外しのできない充電池がへたってきたのが痛い。このGENIOがモデルチェンジで、新たにe830を発売した。480x640の高解像度液晶を搭載した意欲作なのだが、如何せん、画面が4inchで、老眼には辛い。しかも、価格が7万円前後と、PDAとしては高い。そこで、この際、小型格安のノートPCを購入することにしたのである。電車での移動が少なく、車(4輪か大型スクーター)がほとんどなので、持ち運びに苦労することはない。

 小型格安のノートPCという条件では、DELL以外には無い。今回、購入したのは、本体価格10万円以下である。

 DELLのPC購入方法は、大きく分けて3通り。
 1)ベーシックモデルの構成を客が自分用に変更した上で発注購入する
   発注後、工場生産するので、部品の供給や工程の都合で、発注から受け取りまでの時間が一定ではない。
 2)顧客が発注しながら、受け取り以前にキャンセルしたPC(新品)を購入する
   既に製造済みの商品を購入するので、発注後、数日で入手できる。
 3)購入した客が、受け取り直後に返品したPCを購入する
   いわゆる新古品なので、低価格になる。

 今回は、2)の方法で購入した。デルでは、これをエクスプレスと呼んでいる。同業他社では、これが通常の販売方法だから、私は別に速いとは思わないが、1)の方法だと、2週間、3週間待ちもあり得るので、デルでは速いのである。

以下は、仕様である。

プロセッサ
インテルR CeleronR M プロセッサ 330(512KB L2キャッシュ、動作周波数1.40GHz)
インテルR 855GME チップセット

オペレーティングシステム
MicrosoftR WindowsR XP Home Edition Service Pack 2 日本語版 ※1

メモリ
256MB DDR-SDRAM メモリ(システム最大2048MB)
DIMMソケット x2(うち、空きスロット x1)※2

ハードディスク
30GB 4200回転

ポート
内蔵モデムモジュラージャック x 1
内蔵ネットワークコネクタ x 1
ヘッドフォン/スピーカ出力 x 1
マイク入力 x 1
VGAポート x 1
USB 2.0 High Speed (480Mbps) x 2
S-Video 出力端子 x 1
IEEE1394ポート (4ピン) x 1

PCカードスロット
Type I/II x 1(カードバスサポート)
3.3/5V カード対応

SDカードスロット
SDカードスロット x 1

外寸
高さ:32 mm、幅:297 mm、奥行き:215 mm

重量
1.7kg (4セルバッテリ+トラベルモジュール搭載時)

省電力
サスペンドモード
スタンバイモード
  

2004年12月10日(金)

 不要ソフトを削除し、常用ソフトをインストールして、カスタマイズを完了し、PerfectDiskでデフラグ。使用を開始した。さすがにメモリが256MBでは、頻繁にスワップが発生して、サクサク感がない。そこで、費用対効果を考えて、1万円強で512MBを増設した。効果は絶大。また、HDDへのアクセスが減少すれば、充電池の持ちもよくなるはずである。

 更に、モバイルとして使うために、バッグを購入した。

CLEVI B5 JAN CODE:4969887253571
サイズ:
内寸/W305×D60×H230mm
外寸/W325×D70×H255mm
重量:約700g
材質:表装/ナイロン1680dn(撥水加工)

 写真では、ノートPC本体の横にAC電源ユニットが格納されているが、700mの場合は、純正品かと見紛うほどにきっちり収まる。言い換えれば、電源ユニット収納用の隙間ができないので、別の場所に格納することになる。持ち運ぶものがそれほど多いわけではないし、スクーターのシート下トランクへの収納を考えて、あえて、小さなバッグを選んだ。

 これで、長らく働いてきたGENIOは、簡易ナビと緊急用のメールリーダーとして、余生を送ることになるだろう。