不定期更新 自作泥濘(ぬかるみ)日記

最低山極悪寺 珍宝院釈法伝

最終更新 2004年1月3日

2004年1月1日(木)

 Windows98SEのサポートが、今月15日で打ち切られる。そこで、仕事用マシンを作り替えることにした。現在のAVマシンのマザー、メモリ、グラフィックカードを流用して、セレロンでWindowsXPを動かすことにする。1ヶ月間とはいえ、動作確認がとれているマシンを流用するのは、仕事用マシンの安定を考えれば、悪いことではない。当然、AVマシンは、更に能力を増強させることになる。

 まず、AVマシンのデータを待避しなければならない。DVD-RAMに、手当たり次第に放り込んでいくが、量が多いので時間がかかる。結局、両面9.7GBのDVD-RAM15枚でバックアップ。それ以上のデータは捨てることにした。今後、PCで動画データを扱うことが増えるだろうが、このバックアップをどうするかが課題である。

 新しいマシンのスペックは、スペックのページを参照されたい。

2004年1月3日(土)

 原則として、PCパーツは、1店でまとめ買いすることにしている。トラブルが発生したときに、一店を相手にすると、面倒がない。年末に、パーツリストを片手に、日本橋の電気屋街を歩き回って、今回は、TWOTOPで購入することにした。
 TWOTOP以外の店では、パソコン工房本店の品揃えが良い。近年、アプライドは、パソコン工房だけでなく、コンプロというブランドの店舗展開も始めた。両店舗のコンセプトの違いが、もうひとつ、よく解らない。今回は、PC3200 512MBメモリの品揃えが悪かったので、パスした。
 ドスパラは、客あしらいの悪い店員がいたのでパス。品揃えは並。ファナティックは、品揃えが悪すぎるのでパス。ファナティックは大丈夫なのだろうか。

組立開始

 私の場合、これまでに何台かのPCを自作する過程で、試行錯誤を繰り返しながら、およそ次のような手順で組み立てるようになっている。

 まず、マザーボード(P4C800E-Deluxe)に、CPU、メモリ、VGA、FDDだけを組み付ける。次に、BIOSで正しく認識されていることを確認する。BIOSで、オンボードデバイスを切った上で、memtest86を走らせる。このテストに合格すれば、上記パーツの組み合わせで、最低限、DOSでの動作確認と、メモリの確認ができる。

 テストに合格したら、30GBのP(パラレル)-ATA ハードディスクと松下のDVDマルチドライブを組み付け、BIOSで、それぞれ、プライマリーのマスターとスレーブとして認識されていることを確認して、OS(WinXP HomeEdition)をインストールする。実は、この時、BIOSの設定ミスがあり、後で泣くことになるのだが、それは、後述する。

 OSインストール終了後、アクティべーションを促されるが、これは後回しにして、デバイスマネージャーで、チップセット用ドライバーに「!」のあることを確認して、マザーボード付属のCDからchipset inf update programを走らせる。デバイスマネージャーでシステムドライバがインストールされていることを確認して、再起動する。

 BIOSで、必要なオンボードデバイスを利用できるように設定して保存すれば、後は、OS起動時に、自動的にオンボードデバイスを検出してくれるので、指示に従って、ドライバーをインストールすれば良い。以下、オンボード以外のデバイスを、順次、接続して、ドライバをインストールする作業が続く。

トラブル出来(しゅったい)

 さしたる困難もなく、ココまで作業を進めてきたが、今回の目玉であるP-ATA RAIDを組み込もうとして、躓いた。デバイスマネージャーに、オンボードのRAIDコントローラーが表示されないのである。
 普通にセカンダリのマスターに繋いで、HDDのフォーマットができて、二つ繋ぐと認識されないということはRAIDコントローラーのハードが悪いか、ふたつ繋ぐのに使ったATA133用の丸ケーブルが悪いかのどちらかである。この丸ケーブルは、今回、ケース内の空気流量を増やそうとして、新規購入したケーブルである。
 そこで、マザーボード付属のケーブルに交換したところ、ようやく、HDD2台が検出され、RAIDを組むことができた。
 私の人生同様、初歩的なミスで躓くことが多い。(苦笑)

 このトラブル解消後、自分だけがバカではないことを確かめるべく、ネット上を探し回ると、製造元のAsusではなく、輸入商社のユーエーシーのサイトに、RIADの解説があった。

残る不具合

 AVマシンとして必要なアプリもインストールし、快適に使えるのだが、スタンバイ(S3)からの復帰ができない。試行錯誤の甲斐もなく、スタンバイは、結局、S1しかダメなようである。BIOSでS3を選択してXPをスタンバイ、スタンバイからの復帰後、RAIDドライブを読みに行くと、デバイスI/Oエラーだと叱られる現象は、ついに解消できなかった。

2004年1月6日(火)

 続いて、AVマシンの部品とセレロン2.5GHzで、仕事用マシンを組み立てた。
 プロミスのFastTrak100では、うまくRAIDドライバを組み込めない。最新のドライバは、最新のBIOSと併用しなければならないのに、BIOSのアップデートをしていなかったのが敗因である。まあ、仕事用マシンに古いRAIDカーというのも不安が残るので、RAIDは諦めることにした。
 クリエイティブのサイトに、サウンドブラスターPCI128用のXPドライバを探しに行ったが、XPには対応していない。ところが、ネット上で、奇妙な記述を見つけた。日本でSB128 として売られていたカードには、実は2種類あるという。そこで、改めて基盤を確認してみると、どうやら、私はPCI128として購入したが、アメリカでは、Sound BLASTER PCI Digitalと呼ばれ、PCI128とは別物らしい。
 再びクリエイティブのサイトで探すと、こちらの方は、XP用のドライバがあった。

 自作当初は、サウンドカードはSBばかりを使っていたが、最近は、全く使わなくなった。SB Live! のドライバがタコで、Win98SEのシャットダウンを障げるので嫌気がさした。更に、添付CDが、ドライバと一緒に無用のアプリまでインストールしようとするのも鬱陶しかった。
 PCでいい音楽を聴こうなどとは思わないので、以後は、オンボードのサウンド機能を利用している。

2004年1月13日(火)

 さて、仕事用、AV用マシンが完成したので、次は、AVマシンから外したHDDを、インターネット用マシンに組み込む。これまで、30GBのHDD1台で使ってきたが、パーティションの切り方を、システム10GB、データ20GBにしていたところ、システムのパーティションの残りが少なくなってきたのである。
 例によって、各種の設定ファイルとデータをファイルサーバーに待避して、システムとデータに、それぞれ30GBのHDDを1台ずつ割り当てる。これというトラブルもなくWin2000を再インストールしたまでは良かったのだが、2003年版ノートンシステムワークス(NSW)とノートンインターネットセキュリティ(NIS)を組み込んだあたりからおかしくなり始めた。
 ノートンの不具合については、シマンテックサイトの以下の記事を引用しておく。


Technical Support Knowledge Base

Norton AntiViurs 2003 で 2004 年 1 月 7 日以降、コンピュータの動作が異常に遅くなり、Microsoft Word や Excel が起動できなくなった

Situation
Norton AntiViurs 2003 を使用している環境で 2004 年 1 月 7 日以降、コンピュータの動作が異常に遅くなり、Microsoft Word や Excel が起動できなくなった。

Solution
この現象は、2004 年 1 月 7 日から 1 月 8 日にかけて、ベリサイン社のサーバーに対し異常な数の「証明書失効リスト」のダウンロードを要求する接続が行われたことに起因しています。2004 年 1 月 7 日以降、ダウンロード要求の接続が急激に増加したため、ベリサイン社のサーバーの処理効率の低下を招くことになりました。

プログラムのセキュリティ維持のため、シマンテック製品は定期的にシステムコンポーネントの整合性を確認する作業を行っていますが、上述の理由によりベリサイン社のサーバーの処理効率が低下していたため、整合性の認証を行うことができなくなっていました。そのため、コンピュータの動作が異常に遅くなるなどの現象を引き起こしていました。

現在、シマンテックと他のベンダー各社は、ベリサイン社と協力してこの問題の解消に取り組んでいます。

ベリサイン社ではこの現象に関するプレスリリースを同社の Web サイト上で公開しています。この現象に関する詳細は以下のベリサイン社の Web サイトも参照してください。

ベリサイン CRL配布サイトのレスポンス遅延について
http://www.verisign.co.jp/press/2004/pr_20040110.html

何らかの理由によりベリサイン社のサーバーに接続できない場合は、以下の操作により現象を一時的に回避することが可能です。

インターネットオプションを変更する

  1. Internet Explorer を起動する。
  2. [ツール] - [インターネットオプション] をクリックする。
  3. [詳細設定] タブをクリックする。
  4. [発行元証明書の取り消しを確認する] のチェックをはずす。

 しかし、問題は、どうもこれだけではなさそうで、ブルースクリーンが現れて、カーネルに不具合があると表示されるようになった。OSの修復インストールしても激遅状態は変わらず、WindowsUpdateでIE6+SP1をインストールすると、またぞろ、ブルースクリーンが出た。
 試行錯誤の末、Win2000インストール、NSWインストール、NSWアップデート、NISインストール、NISアップデート、Win2000アップデートの順で安定した。理由は不明である。

2004年1月15日(木)

 仕事用マシンのシステムも安定したので、新しいソフトを試してみることにした。

ホームページビルダー 8

 1996年からこれまで、サイトの作成には、MSのFrontPage(FP)を使用してきた。しかし、他のオフィス製品同様、認証が必要になったので、今回、ホームページビルダー8(HB8)に乗り換えることにした。使用者を泥棒扱いするのは、日本ではゲスな行為である。ごまめの歯ぎしりだろうが、私なりの抗議である。
 現在、このページもHB8で作成している。FPに出来てHB8に出来ないのは、ナビゲーションバーと呼ばれる
 <前のページ><上へ><次のページ>
のようなバーを、プログラムで管理することくらいである。そして、この機能の便利さ故に、私は、これまで、FPを使い続けてきた。ただ、今日のように、表示画面の解像度が上がれば、画面の2フレーム分割で対応すれば良いだろう。これからしばらくは、我がサイトのフレーム化が課題である。

DAEMON Tools

 百科事典や理科年表など、CDロム使用を前提としたアプリをHD上で使用するためには、HD上に仮想CDを作成して、ここにCDの内容をコピーする必要がある。これまでは、CD革命という市販ソフトを使っていたが、WinXPにアップしたら、こちらも新しいバージョンを購入しなければならない。
 ここ最近、派手にパーツを買いまくったので、できれば、フリーウェアがありがたい。ということで、今回、使用することにしたのが、このDAEMON Tools(DT)である。DTは、簡単に言うと、CDドライバに見せかけたプログラムで、HDの一部をSCSI接続のCDとしてPCに認識させる。これ単体では、仮想CDを作るだけなので、別のアプリで、CDの中身をイメージファイルとしてHDD上にコピーしなければならない。デフォルトではないが、幸い、松下のマルチドライブに添付されていたB'sRecorderで作成したイメージファイル(*.jmg)でも認識するので、今回は、これを使用した。DTをPC起動時に自動実行して、DTにCDのイメージファイルをマウントすれば、HD上のデータを、CDのデータとして扱うことが出来る。
 この仮想CDからアプリをインストールすれば、CDロムを入れ替えずに、複数のアプリをHD上から実行できるようになる。使用感は、CD革命と変わらないので、以後は、こちらを使用する。

まめFile2

 Win2000までは、FileViser(FV)を使用していたが、WinXP用は、新たに使用料が必要になるので、これも、フリーウェアで済ますことにした。いわゆるファイラーである。機能は、FVと遜色がないし、ファイルコピーにつては、まめFile2の方が多様である。エクスプローラーで満足できない中級レベル以上の人にはお勧めのファイラーである。なお、まめというのは、作者が飼っていたハムスターの名前だそうな。こういう命名も、フリーウェアならではで楽しい。

2004年1月16日(金)

 インターネット用マシン  仕事用マシン  AV用マシン
CrystalMark Result
Display Mode : 1024 x 768 32bit
(None)

CrystalMark : 19457

[ ALU ] 4062

Fibonacci : 1016
Napierian : 1015
Eratosthenes : 1013
QuickSort : 1018

[ FPU ] 4064

MikoFPU : 1016
RandMeanSS : 1014
FFT : 1018
Mandelbrot : 1016

[ MEM ] 2967

Read : 522.66 MB/s ( 1045 )
Write : 267.69 MB/s ( 535 )
Read/Write : 221.08 MB/s ( 442 )
Cache : 4725.65 MB/s ( 945 )

[ HDD ] 3169

Read : 24.26 MB/s ( 970 )
Write : 13.29 MB/s ( 531 )
RandomRead512K : 17.31 MB/s ( 692 )
RandomWrite512K : 11.89 MB/s ( 475 )
RandomRead 64K : 5.51 MB/s ( 220 )
RandomWrite 64K : 7.03 MB/s ( 281 )

[ GDI ] 3676

Text : 388
Square : 779
Circle : 1066
BitBlt : 1443

[ D2D ] 1519

Sprite 10 : 84.44 FPS ( 8 )
Sprite 100 : 73.06 FPS ( 73 )
Sprite 500 : 45.45 FPS ( 227 )
Sprite 1000 : 30.90 FPS ( 309 )
Sprite 5000 : 8.78 FPS ( 439 )
Sprite 10000 : 4.63 FPS ( 463 )
Display Mode : 1024 x 768 32bit
(None)

CrystalMark : 32678

[ ALU ] 6881

Fibonacci : 1021
Napierian : 2255
Eratosthenes : 1806
QuickSort : 1799

[ FPU ] 5102

MikoFPU : 1929
RandMeanSS : 1201
FFT : 1348
Mandelbrot : 624

[ MEM ] 9179

Read : 1695.37 MB/s ( 3390 )
Write : 1057.59 MB/s ( 2115 )
Read/Write : 1018.22 MB/s ( 2036 )
Cache : 8192.03 MB/s ( 1638 )

[ HDD ] 3403

Read : 21.93 MB/s ( 877 )
Write : 20.48 MB/s ( 819 )
RandomRead512K : 16.29 MB/s ( 651 )
RandomWrite512K : 15.44 MB/s ( 617 )
RandomRead 64K : 5.76 MB/s ( 230 )
RandomWrite 64K : 5.23 MB/s ( 209 )

[ GDI ] 5095

Text : 736
Square : 1359
Circle : 973
BitBlt : 2027

[ D2D ] 3018

Sprite 10 : 193.20 FPS ( 19 )
Sprite 100 : 162.76 FPS ( 162 )
Sprite 500 : 95.30 FPS ( 476 )
Sprite 1000 : 62.68 FPS ( 626 )
Sprite 5000 : 16.96 FPS ( 848 )
Sprite 10000 : 8.87 FPS ( 887 )
Display Mode : 1024 x 768 32bit
(None)

CrystalMark : 55255

[ ALU ] 10178

Fibonacci : 1417
Napierian : 3874
Eratosthenes : 3145
QuickSort : 1742

[ FPU ] 6620

MikoFPU : 1033
RandMeanSS : 2150
FFT : 2411
Mandelbrot : 1026

[ MEM ] 16768

Read : 4261.23 MB/s ( 8522 )
Write : 1511.23 MB/s ( 3022 )
Read/Write : 1531.90 MB/s ( 3063 )
Cache : 10809.38 MB/s ( 2161 )

[ HDD ] 11880

Read : 91.99 MB/s ( 3679 )
Write : 94.86 MB/s ( 3794 )
RandomRead512K : 21.52 MB/s ( 860 )
RandomWrite512K : 64.20 MB/s ( 2568 )
RandomRead 64K : 5.68 MB/s ( 227 )
RandomWrite 64K : 18.80 MB/s ( 752 )

[ GDI ] 6537

Text : 1189
Square : 1298
Circle : 1585
BitBlt : 2465

[ D2D ] 3272

Sprite 10 : 153.38 FPS ( 15 )
Sprite 100 : 136.51 FPS ( 136 )
Sprite 500 : 91.16 FPS ( 455 )
Sprite 1000 : 64.56 FPS ( 645 )
Sprite 5000 : 19.54 FPS ( 977 )
Sprite 10000 : 10.44 FPS ( 1044 )
System Information
OS : Windows 2000 Professional Service Pack 4
[5.0 Build 2195]
Display Mode : 1024 x 768 32bit 60Hz
Memory : 512 MB
DirectX : 9.0b
OS : Windows XP Home Service Pack 1 [5.1 Build 2600]

Display Mode : 1024 x 768 32bit 60Hz
Memory : 1024 MB
DirectX : 9.0b
OS : Windows XP Home Service Pack 1 [5.1 Build 2600]

Display Mode : 1024 x 768 32bit 60Hz
Memory : 2047 MB
DirectX : 9.0b
CPU
CPU Name : Intel Pentium III (Coppermine)
Vendor String : GenuineIntel
Platform : Socket 370
CPU Type : Original OEM processor
Number(Logical) : 1
Family : 6
Model : 8
Stepping : 6
BrandID : 02
Feature : MMX SSE
Clock : 1005.03 MHz
Data Rate : SDR











L1 I-Cache : 16 KB
L1 D-Cache : 16 KB
L2 Cache : 256 KB [Full:1005.03 MHz]
CPU Name : Intel Celeron (Northwood-128K)
Vendor String : GenuineIntel
Name String : Intel(R) Celeron(R) CPU 2.50GHz
Platform : Socket 478
CPU Type : Original OEM processor
Number(Logical) : 1
Hyper-Threading : 1
Family : F
FamilyEx : 00
Model : 2
Stepping : 9
BrandID : 0A
APIC : 00
Feature : MMX SSE SSE2

Current Original
Clock : 2505.70 MHz 2500.00 MHz
System Clock : 100.23 MHz 100.00 MHz
System Bus : 400.91 MHz 400.00 MHz
Multiplier : 25.00 25.00
Data Rate : QDR
Over Clock : 0.23 %

L1 T-Cache : 12 KuOps
L1 D-Cache : 8 KB
L2 Cache : 128 KB [Full:2505.70 MHz]
CPU Name : Intel Pentium 4 HT (Northwood)
Vendor String : GenuineIntel
Name String : Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 3.00GHz
Platform : Socket 478
CPU Type : Original OEM processor
Number(Logical) : 2
Hyper-Threading : 2
Family : F
FamilyEx : 00
Model : 2
Stepping : 9
BrandID : 09
APIC : 00
Feature : MMX SSE SSE2 HTT

Current Original
Clock : 3006.86 MHz 3000.00 MHz
System Clock : 200.46 MHz 200.00 MHz
System Bus : 801.83 MHz 800.00 MHz
Multiplier : 15.00 15.00
Data Rate : QDR
Over Clock : 0.23 %

L1 T-Cache : 12 KuOps
L1 D-Cache : 8 KB
L2 Cache : 512 KB [Full:3006.86 MHz]
M/B &Device
ChipSet : Intel Solano i815EP
North :
South :
Video : NVIDIA GeForce2 MX 400
IDE Controller : Intel(r) 82801BA Ultra ATA Controller
ChipSet : Intel 865G/PE/P/848P (Springdale-G/PE/P)
North : Intel 82865G/PE/P/82848P
South : Intel 82801EB/ER (ICH5/R)
Video : NVIDIA GeForce2 MX/MX 400 (NV11)
IDE Controller : Intel(R) 82801EB Ultra ATA Storage Controllers
ChipSet : Intel 875P (Canterwood)

North : Intel 82875P
South : Intel 82801EB/ER (ICH5/R)
Video : NVIDIA GeForce FX 5600 (NV31)
IDE Controller : Intel(R) 82801EB Ultra ATA Storage Controllers
HDD
Type Size Model ( Buffer Mode )
IDE 30.7GB IBM-DTLA -307030

IDE 30.7GB Maxtor 5 T030H3

Type Size Model ( Buffer Mode )
IDE 20.5GB IBM-DPTA-372050 1961KB Ultra DMA/66
IDE 20.5GB IBM-DPTA-372050 1961KB Ultra DMA/66
Type Size Model ( Buffer Mode )
IDE 30.7GB Maxtor 5T030H3 2048KB Ultra DMA/100

SCSI 407.8GB Promise 2+0 Stripe/RAID0

2004年1月24日(土)

 ある時期から、AVマシンが不安定になり始めた。稼働中に、突然、リセットがかかり、再起動し始めるのである。作業手順を振り返ってみると、どうやら、WindowsUpdate以後、不調が始まっている。しかし、複数のアップデートを同時にやってしまっているので、Updateのどれが不調の原因か不明。結局、この不調は次第に深刻化してので、OSの再インストールを決行した。
 再インストール後、注意深くドライバのインストールとアップデートを行って、判明したのは、WindowsUpdateのタコぶりである。こともあろうに、nVidiaのサイトから、最新のドライバをインストールしているにもかかわらず、WindowsUpdateのタコが、これより新しいドライバがあると指摘するのだ。前回は、この指摘にだまされて、古いドライバを上書きしてしまったようだ。結果、新旧のドライバファイル群が入り乱れていたのだろう。
 これ以外に、MTVシリーズのソフトをアップデートする際に、旧バージョンのファイルの一部を消し損なっていた可能性がある。それにしても、手動で、15本のファイルを消さなければアップデートできないというのも馬鹿な仕様である。
 ともあれ、以上の2点を改めたら、マシンは、以前より安定した。

2004年1月26日(月)

 現在のところ、AVマシンは安定しているが、気になるのは、メモリアクセスのタイミングである。BIOSでメモリアクセスのタイミングを by spd から manual に変更すると、2.5-4-4-8 と表示される。もし、この値がマザーボードの読み取っている値だとすると、読み損なっていることになる。ネット上にも、読み損なうという報告があるので、マニュアルで、本来の 3-3-3-8 に設定した。

2004年1月30日(金)

 AVマシンが、一通り安定したので、最後の仕上げにかかることにする。廃熱の処理である。

ファンコントロール

 ケースのパネルを開けた状態で、温度上昇させる。ゲーム形式のベンチマークテストプログラムは持っていないので、AIDA32でディスクのベンチマークを行って、HDDの温度を上昇させ、スーパーπを走らせて、CPU温度を上昇させる。これで、Pen4 3GHzのCPU温度は、室温21度で、30度から58度くらいまで上昇する。(Asusprobe)

 インテルのデータシートによれば、Pen4 3GHzは、CPU内部温度が33度以下の場合、CPUファンを最低回転にし、38度になると、最高最低回転数の範囲でファンをコントロールし、40度を超えると、最高回転数を維持する。
 また、AsusのP4C800E-Deluxeは、Qファンコントロールと呼ばれるシステムを搭載し、CPUとは別に、マザーボードでファンをコントロールする。
 インテルのみにファンコンを任せると、低負荷時の回転数は3100回転強である。Qファンを使うと、2800回転程度にまで落ちる。但し、これは、BIOSで最低を12/16に設定した場合で、11/16に設定すると、Asusprobe起動時に、ファンの回転数が0であると警告を発する。11/16でも、数秒後には、1900回転と表示されるが、気持ちが悪いので、12/16に設定した。
 CPUの周りを紙で囲って、温度を上昇させてみると、最高回転数は4800回転まで上がった。さすがに、この回転数になると、鈍感な私でもうるさいと感じる。

 他方、高負荷時には、12/16の設定で両者を併用すると、当然の事ながら、インテルが予定した回転数以下で回るので、58度あたりで安定する。CPUだけでコントロールすると、54度あたりで安定する。つまり、両者を併用するれば、回転数が下がるので、低負荷時には有利だが、高負荷時には、高温安定することになって不利である。

 結局、私の場合は、CPUの温度上昇を嫌って、CPUファンに主コントロールをさせ、Qファンコントロールは14/16と、小さめに設定した。

PCケース

 AVマシンに使用しているケースは、高さ60センチほどのフルタワーなので、小さなケースに比べれば、熱対策には有利である。だが、Pentium450MHz時代の古いものなので、廃熱は、電源ファンとケース自体の煙突効果(暖められた空気が上昇してケース上部の多孔から抜け、下の多孔から冷たい空気が入り込む)が基本である。8cmファンも取り付けられるが、煙突効果の補助という性格が強い。これでは、現在の高温化したPCには使えない。
 そこで、廃熱について、ケースのコンセプトを変更した。まず、煙突効果は期待せず、ケース全面最下部のファンを吸気、ケース後面最上部のファンを排気にして、ケース上部の多孔をテープで塞いだ。これによって、ケース上部のファンは、ケース上部多孔から外気を吸い込まず、下から上がってきた空気のみを排出することになる。
 次に、3台のHDDを、下2台を接近させ、上の1台を分離して固定した。接近させた2台は、RAID0のディスクなので、一番下は、ケースの冷却ファンの直上に置き、1台目と2台目の間には、HDDファンを設置した。
 この状態でケースを閉じると、上述と同じ負荷試験で、最高温度は54度まで低下した。しかも、CPUファンの回転数は、3800回転程度を維持している。夏場には、CPUファンの回転数が上がるだろう。それでも、これで、一応、夏まで様子を見ることは出来るはずである。
 ケースの買い換えも良いのだが、BTX規格がどうなるのか、不透明であるし、もうしばらくは、このケースでがんばってみるつもりである。

2004年1月30日(金)

 インテルのサイトで、インストール手順を見つけたので、貼っておく。

インストール手順 (Windows XP / 2000 / Me / 98SE / 98 / Windows NT*):

順序 作業内容
1. OS のクリーン・インストール
2. 最新のサービスパックもしくはパッチ
3. Intel(R) チップセット・ソフトウェア・インストレーション・ユーティリティ
(INF ユーティリティ) (※) 
4. Microsoft* DirectX* (8.0 以降) (※) 
5. Intel(R) アプリケーション・アクセラレータ
6. その他のデバイス・ドライバ

※ : Windows XP には、Intel(R) チップセット・ソフトウェア・インストレーション・ユーティリティおよび Microsoft* DirectX 8.0 が標準搭載されています。
上記の手順にてインストールする際には、必ず最新バージョンをインストールしてください。
なお、Windows XP にインストレーション・ユーティリティをインストールできない場合には、最新版をインストールしてください。