不定期更新 自作泥濘(ぬかるみ)日記

最低山極悪寺 珍宝院釈法伝

最終更新  2003年11月11日

2003年11月3日(火)

 マザーボードを入れ替えて、WindowsXPをインストールし、マザーボードに付属するCDを読み込ませようとしたら、できない。別のPCでも確認したが、やはり、ダメ。記録面を観ると傷ついている。ショップに交換を求めたが、すぐには対応できないというので、店にある同じCDからコピーCDを作ってもらった。本当は、良くないのかもしれないが、まあ、緊急事態だから仕方ない。
 なお、GIGABYTEとインテルのサイトを探せば、必要なドライバ類やinfファイルは入手できる。通販で買った人は、こちらの方が早い。また、ネット上で調べてみると、このマザーボードに付属するCDで、同じような症状が報告されている。このマザーを買う人は要注意である。

2003年11月6日(木)

 新しいPentium4マシン(3GHz)に不具合発生。DVDに書き込むと失敗する。2枚、無駄にして、600円のロス。

 前の1.6GHzマシンでは失敗しなかったし、松下のDVDMultiとマザーボードとの相性問題も考えにくい。そうなると、DVDへの書き込み失敗の原因は、電源の能力不足が考えられる。DVDに書き込むには、かなりの電力を消費する。
 更に、サスペンドモードからの復帰にも失敗することがある。コールドスタートの場合、HDD3台が回り始めて、グラフィックカード認識、BIOSの順に立ち上がるので、HDDを読み込むときには、既に、HDDの回転数は充分に高くなっている。ところが、サスペンドから復帰する場合、短時間のウチにHDDを読みに行くので、電力不足だと、HDD回転開始時の突入電流(かなり大きい)を賄えない。
 こう考えて、試しにSISIカードとMODの電源を外してみると、書き込みに失敗しない。やはり電力不足。電源ユニットを交換するしかないが、この出費は痛い。

 今回、購入したのは、EnermaxのEG465P-VEII(FM)という460Wの電源。Enermaxのサイトによれば、

「日経WinPC主催による、2002年「ベスト・パーツ・オブ・ザ・イヤー」電源部門において
弊社EG465P-VEが全国13万名様の御支援を頂き堂々の受賞となりました。」

そうである。

 静音設計ということで、ファンの回転数は1000rpm弱。型番のFMというのは、電源ファンの回転数を監視できるファンモニタの略である。Enermaxからは、これ以外にも、ファンコントロールつまみの付いた製品が出ている。現行商品ということで、Serial ATAドライブ用の変換コネクタが付属している。
 マザーボードもS-ATAに対応しているので、現在、使用中のHDDが壊れたら、S-ATAのドライブに交換することになるだろう。S-ATAの最大のメリットは、データ用ケーブルが、平ケーブルから丸ケーブルになって、ケース内の通風が良くなることである。将来的には、データ転送速度も向上するだろうが、現在は、ハードディスクの読み書き能力が転送速度に追いついていないので、それほどのメリットはない。

 ようやくマシンが安定したので、お約束のベンチマークテスト。但し、ゲームはやらないので、Superπだけ。結果は、104万桁で57秒。ビデオの早送りも滑らかになったし、レタッチソフトの動きも軽くなった。まあ、資本主義の世の中、金をかければそれなりの性能になるということである。