Linux 奮戦記

第2部 CentOS4.1とsamba3.0.10

 

最低山極悪寺 珍宝院釈法伝

最終更新  2005年07月11日

第3章 lm_sensors

 lm_sensorsは、BIOSで表示される各種センサー情報を、Linux上で表示させるアプリである。ファンコントロール機能はないので、いずれは、他のPC同様、ハードウェアでファンコントロールするつもりだが、サーバーの状態を知る手がかりにはなるので、一応、インストールしておく。

 ルーターのフィルタを外してWANに出られる状態にして、以下のコマンドでインストールできる。
yum install lm_sensors
 次に、
sensors-detect  <- (sensors_detectではない。これで嵌ってもがいた)
と打ち込むと、各種センサーの実装状況を対話的に探査する。
 最後に、探査結果から、/etc/modules.confと/etc/rc*に追加するべき設定が表示される。ところが、CentOS4.1の場合、modules.confはmodprobe.conf、rc*はrc.localになる。これを知るのに、ずいぶん、英語を読まされた。
 指定通り設定行を追記して、システムを再起動させれば、lm_sensorsが動く。

 システム状態を知るには、
sensors
と入力するだけでよい。
 アイドル時、CPU温度は36.5度。室温28度なら、悪くない数字である。

HDDの状態をモニタ

 なお、HDDのj状態は、smartctrlで知ることができる。温度については、

smartctl -A /dev/hda |grep -i temp

これで良い。
 hdaもhdbも、共にアイドル状態で37度前後で安定している。